4、Raspberry Pi のインストールと初期設定(遠隔操作SSH)

ラズパイを遠隔操作する方法

ラズパイを遠隔操作する方法は何種類かありますが、当ブログでは主にSSHとリモートデスクトップを使用して操作します。

 

SSHとは何か

sshとは、主にUNIXコンピュータで利用される、ネットワークを介して別のコンピュータにログインして操作するためのソフトウェアの一つ。通信経路が暗号化されるため、インターネットなどを経由しても安全にアクセスすることができる。
IT用語辞典 e-Words(https://www.idcf.jp/words/ssh.html)より引用

SSHの使い方

今回の環境

・Raspberry Pi IPアドレス:192.168.1.205
・ログインID:pi
・パスワード 初期設定で設定したパスワード(空欄の場合はraspberry)

Raspberry Pi側の設定

初期状態ではSSHの機能はラズパイ側で無効化されているのでその設定を有効化する必要があります。

左上のラズパイのアイコンから「設定→Raspberry Piの設定」を開く

 

 

「インターフェイス」タブ内のSSHのラジオボタンを有効へ切り替え「OK」ボタンをクリック

 

PC(Windows)からSSHでラズパイに接続する。

接続にはWindows10に標準搭載されている「PowerShell」というものを使用して行っていきます。

PowerShellを起動した時の画面

[ssh ログインID@接続先IPアドレス]のコマンドを叩く

ここで「WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! 」などのエラーになってしまう場合は
こちらRaspberry PiにSSH接続でエラーになった時の対処法を参照してください。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?のあとに[yes]と入れる

ラズパイのログインパスワードを入力する。
※キーボードを叩いても何も表示されませんが入力はできているので「enter」を押して確定する。

最後の行に「pi@raspberrypi:~ $」と表示されれば接続は完了です。

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