ラズパイを遠隔操作する方法
ラズパイを遠隔操作する方法は何種類かありますが、当ブログでは主にSSHとリモートデスクトップを使用して操作します。
SSHとは何か
sshとは、主にUNIXコンピュータで利用される、ネットワークを介して別のコンピュータにログインして操作するためのソフトウェアの一つ。通信経路が暗号化されるため、インターネットなどを経由しても安全にアクセスすることができる。
IT用語辞典 e-Words(https://www.idcf.jp/words/ssh.html)より引用
SSHの使い方
今回の環境
・Raspberry Pi IPアドレス:192.168.1.205
・ログインID:pi
・パスワード 初期設定で設定したパスワード(空欄の場合はraspberry)
Raspberry Pi側の設定
初期状態ではSSHの機能はラズパイ側で無効化されているのでその設定を有効化する必要があります。
左上のラズパイのアイコンから「設定→Raspberry Piの設定」を開く
「インターフェイス」タブ内のSSHのラジオボタンを有効へ切り替え「OK」ボタンをクリック
PC(Windows)からSSHでラズパイに接続する。
接続にはWindows10に標準搭載されている「PowerShell」というものを使用して行っていきます。
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ssh pi@192.168.1.205 |
[ssh ログインID@接続先IPアドレス]のコマンドを叩く
ここで「WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED! 」などのエラーになってしまう場合は
こちらRaspberry PiにSSH接続でエラーになった時の対処法を参照してください。
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PS C:\Users\yfb33> ssh pi@192.168.1.205 The authenticity of host '192.168.1.205 (192.168.1.205)' can't be established. ECDSA key fingerprint is SHA256:wNmrCbR/TUSGzTqKxi5x96SAPvRkxn1EHk6Te6byE64. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes ↑「yes」と入力 |
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?のあとに[yes]と入れる
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PS C:\Users\yfb33> ssh pi@192.168.1.205 The authenticity of host '192.168.1.205 (192.168.1.205)' can't be established. ECDSA key fingerprint is SHA256:wNmrCbR/TUSGzTqKxi5x96SAPvRkxn1EHk6Te6byE64. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes Warning: Permanently added '192.168.1.205' (ECDSA) to the list of known hosts. pi@192.168.1.205's password: ↑パスワードを入力 |
ラズパイのログインパスワードを入力する。
※キーボードを叩いても何も表示されませんが入力はできているので「enter」を押して確定する。
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PS C:\Users\yfb33> ssh pi@192.168.1.205 The authenticity of host '192.168.1.205 (192.168.1.205)' can't be established. ECDSA key fingerprint is SHA256:wNmrCbR/TUSGzTqKxi5x96SAPvRkxn1EHk6Te6byE64. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes Warning: Permanently added '192.168.1.205' (ECDSA) to the list of known hosts. pi@192.168.1.205's password: Linux raspberrypi 5.10.11-v7l+ #1399 SMP Thu Jan 28 12:09:48 GMT 2021 armv7l The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software; the exact distribution terms for each program are described in the individual files in /usr/share/doc/*/copyright. Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by applicable law. Last login: Wed Feb 24 12:20:41 2021 from 192.168.1.3 pi@raspberrypi:~ $ |
最後の行に「pi@raspberrypi:~ $」と表示されれば接続は完了です。
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